香川県にお住いの高齢者様の身元保証や生活支援、生活保護受給者支援などをおこなっています。
2021.03.06
今回定例会で議題になった事を紹介させて頂きます。
全国的に増えてきた身元保証サービスですが、まだまだ認知度・サービス内容が理解されていないのが現状です。そんな中施設内で起こった事をお伝えします。
六甲台ビラは、経済的な理由などで自立困難な高齢者が入所するとその高齢者の通帳などは施設が管理していました。その方は昨年7月に死亡し、施設長が喪主となって神戸市内の寺院で葬儀が営まれ、身寄りがない人は施設が葬儀を執り行います。遺留品取扱要領などによりますと、故人が残した金銭を葬祭費に充てることが認められております。残金は相続となります。その方の場合、約300万円の遺留金があったそうです。が、葬儀代が133万円かかり、老人ホームを運営する福祉法人役員は、「考えられない」と、同じ六甲鶴寿園内の特別養護老人ホームで施設長をしていた男性も「そんな額の葬儀は出したことがないとの事、神戸市指定の葬儀社による20万円程度の規格葬儀が通例」だそうです。六甲台ビラでは8月にも施設長が喪主となって45万円の葬儀を出していました。
これらの葬儀を請け負ったのは神戸市内にある葬儀社です、関係者によると、同社の男性経営者が「本来の請求は112万円で、請求費133万円との差額は施設長にお礼として渡すつもり」という趣旨の話をしていたといいます。
2020/11/10 05:00神戸新聞NEXTより
このような事例をなくすためにシニアサポート協会では金銭管理も行っております。契約の段階でしっかりとご利用者様にサービス内容を理解頂けるまで何度でもお話をさせて頂きます。また、ご利用者様のご希望をお聞きして、弁護士立ち会いのもと管理・監督を行っております。